トピックス

【2026年2月6日】「サイバーリスク対策セミナー」を開催しました

特設サイトはこちら


2026年2月6日(金)15:00〜17:00、カムイ株式会社主催による「サイバーリスク対策セミナー 〜大丈夫ですか!?ネット接続リスク〜」をハイブリッド形式(和歌山市 ダイワロイネットホテル和歌山4F・オンライン同時配信)にて開催しました。参加費は無料で実施し、経営者・総務担当者・IT担当者など幅広い方にご参加いただきました。

本セミナーを企画した背景には、日本企業を取り巻くサイバー攻撃の深刻な現状があります。全世界のメール攻撃の約80%が日本企業を標的にしているというデータがあり、AIの普及により言語の壁がなくなったことで攻撃のハードルはさらに下がっています。自社が攻撃の踏み台となり取引先に損害を与えた場合、法的賠償責任を問われるケースも現実に起きており、サイバーリスクはもはや大企業だけの問題ではありません。被害全体の47%が中小企業であり、製造・卸売・小売業が被害件数の約38%を占めています。

セミナーでは、次の4つのテーマを中心に解説しました。
1つ目は最新のサイバーリスクとサプライチェーンの事例です。トヨタの国内全工場を停止させた小島プレス工業の被害事例や、ウイルス侵入経路となった事業者3社が病院側に計10億円の解決金を支払った事例を取り上げ、賠償責任の法的根拠についても解説しました。国内企業の平均被害額は約1億7,000万円にのぼります。
2つ目は対策の限界と未知のマルウェアが侵入する仕組みです。ファイアウォールやアンチウィルスといった既存の対策でブロックできるのは「既知のマルウェアのみ」であり、1日あたり約120万件生まれる新種のマルウェアはこれらの対策をすり抜けます。セキュリティ対策を導入していても約7割の企業が感染しているという現実を示しました。
3つ目は事故発生時の高額費用と初動対応の失敗です。デジタル・フォレンジック(原因調査)の費用はPC1台100万円・サーバー1台300万円が相場で、実際に1,045万円が保険金で支払われた事例も紹介しました。また攻撃を受けた際に「慌てて電源を切ってはいけない理由」など、致命的な初動ミスを防ぐための知識もお伝えしました。
4つ目はサイバー保険による経済的リスクヘッジです。自動車保険の事故頻度(約7%)を上回るサイバー攻撃リスク(約13%)のデータをもとに、万が一の際の最終防御策として保険活用の具体的な方法を解説しました。

講師は、AIG損害保険株式会社 経営保険部 中小企業戦略課 シニアアンダーライターの松尾隆之氏が務めました。現地参加者の方には、セミナー終了後に松尾氏による無料個別相談(Q&A)も実施しました。


カムイ株式会社は今後も、経営者の皆さまが直面するリスクに対して実践的な情報をお届けするセミナーを継続してまいります。サイバーリスクへの対応や保険の見直しについてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。